石見銀山 群言堂

スズキくんのブルーベリー農園 | "小さな森のような畑" 観察日記

”小さな森のような畑”とは、自然の森のように様々な植物や生き物がバランスを保って共生する畑。大森暮らしの仲間、スズキくんが目指す農業の形である。

とはいえ確立した農法でやっているというわけではなく、常に試行錯誤しながら変化、進化を重ねている掴み所のない畑でもある。これは畑の今を追うことでその全容を少しずつ理解しようという、群言堂広報・三浦がお送りする観察レポートである。


今年から三瓶山の麓(大森から車で35分くらい)にある無農薬のブルーベリー農園を管理しているスズキくん。

収穫シーズンまっ只中の今日、見学に行ってきた。

農園の様子。

今日は草刈りの日で大森在住カメラマン・ヒデさんとヒデさんのお父さんに手伝ってもらい草刈りをしていた。

連日35度を超えるような猛暑のため気温が上がり切る前に始めており、三浦が行った時にはもう終わりがけだった。

ヒデさんのお父さんとスズキくん

どうやら自走式の草刈り機が調子が悪いらしく、仕事柄こういう機械周りのことに明るいというヒデさんのお父さんが明日修理を試みてくれるという。頼もしい。

ちなみにこの草刈機は農園と一緒についてきたものらしく、チャーミングな名前がついている。

30aほど面積があるので、普通の草刈り機で歩きながらやるのはかなり大変。しかもこの暑さ、下手したら熱中症でぶっ倒れてしまう。

前から思ってるけどスズキくんはなかなか過酷な仕事に従事しているな?

ちょうど今頃はラビットアイという系統の品種が採れているそうなので、三浦も少し採らせてもらった。

形は大粒で扁平型、味は少し酸味のあるさっぱりした味わいだ。

つまみ食いしながら摘んでいると知らず知らずのうちに夢中になって、汗ダラダラの本気(マジ)で熱中症になる5秒前になってハッと我にかえった。急ぎ水分補給をして帰ったが、ちょっと気を抜くとヤバいなと思った。

近頃は週に3日ほど早朝6時からヘルプの方数人に頼んで収穫をしているというが、早朝にやるのも納得だ。

でもしっかり日を浴びて熟したブルーベリーはとても美味しい!!摘みながら無限に食べられた。。ちなみに今なら摘みたてのフレッシュなものがスズキファームズのオンラインショップで購入できるので興味のある方はぜひ!

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スズキくんは今年この遠隔地にあるブルーベリー農園の管理に忙殺されキャパオーバーしまくりらしいが、どうか倒れず生きてほしい。

がんばれスズキくん。

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