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"小さな森のような畑" 観察日記 2021.04.26

こんにちは。群言堂広報の三浦です。

”小さな森のような畑”とは、自然の森のように様々な植物や生き物がバランスを保って共生する畑。大森暮らしの仲間、スズキくんが目指す農業の形である。

GW前、現在大森に取材に入っている某放送局の取材クルーをスズキファームにお連れした。スズキくんの畑にアナウンサーさん、ディレクターさんも興味津々。

アナウンサーさんは土から人参を引き抜く快感に目覚め、そのまま土を払ってかじるその味に感嘆の声を漏らしていた。

スズキくんのこの日の仕事は畝に生えた草の刈り倒し。刈った草をそのまま倒しておくことで虫や微生物の住処をつくり、土づくりや草マルチとして役立てるのだという。

畝に生えていた雑草の一つ、胡瓜草(キュウリグサ)。胡瓜のような香りがするというが、三浦の嗅覚ではよく分からなかった。小さくてかわいい花をつけている。

畝のほとんどは今の時期ハコベで覆われている。繁殖力が強くて畑はさぞ大変かと思いきや、これがとてもいい働きをするそうな。

スズキくん「ハコベは根が浅く作物の邪魔をせずに地表を覆ってくれるので、夏草を防いでくれるんです」

なるほどそれはありがたい存在である。

クリムゾンクローバー。

ところどころに真紅の花を咲かせていたクローバーの仲間、クリムゾンクローバー。これもただ生えているのではない。

マメ科の植物は根っこに根粒菌があり、土の中に窒素を固定して土を豊かにしてくれる。中でもクリムゾンクローバーは直立型なので広がりをコントロールしやすい(横に広がって他の作物を邪魔しない)ところが良いとのこと。

スズキくんの畑はいつ行っても面白い。一つひとつ話を聞いていると、畑にいる様々なプレイヤーたちがそれぞれの居場所で役割をこなしていて興味関心が尽きない。

三浦も自分の居場所で根を張って、周りを利する存在になりたいものだなあ。

苗床には夏野菜の苗が植えられる時を待っていた。農家はこれからぐんと忙しくなる時期、身体を大事にしてがんばれスズキくん!!

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