石見銀山 群言堂

第1週目_茅葺き替え前の準備の始まり|鄙舎茅の葺き替えプロジェクト

分厚く積まれた3種類(ススキ・麦・藁)の茅です。

梅やミモザに囲まれたソバ畑に設置します。

どんな茅葺きに生まれ変わるのでしょうか。

そば畑に設置されました。

うさころも気になっているようです。

2017年3月10日(金)

茅の置き場所づくりが始まりました。茅を直接地面に置くと、工事期間中に雨が降った時に地面から水分を吸収してしまいます。それを防ぐためにパイプを組み、その上に茅を保管するようにします。


いっぱいの茅ですが、まだまだごく一部です。

ススキが今回の茅として集められました。

2017年3月13日(月)

茅が運び込まれ始めました。移築当時、葺き替えに使った茅は11tトラックで6台分だったそうです。現在運び込まれている量はそのごく一部です。設置した茅置き場に積まれ、雨からの保護用にブルーシートがかけられました。


驚くほど長く真っ直ぐな杉です。

現在の軒下です。竹が垂木として使われています。

2017年3月15日(水)

支柱や垂木に使う杉が運び込まれました。近辺にはこんなに真っ直ぐの杉はなく、京都から取り寄せたそうです。今まで竹だった垂木が杉に置き換えられる予定です。その時の重量に構造的に耐えられるか、確認が必要とのことです。

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