石見銀山 群言堂

*ふきのとうの塩麹コロッケ*拓さんの阿部家レシピ

ふきのとうの塩麹コロッケ

旬が短いふきのとうですが、山に顔を出し始める頃になると、あっという間にざる一杯に摘み採れます。

みんなが喜ぶコロッケでどうぞ!

其処此処の土から顔を出すふきのとう。

材料

40g/1コ×4コ/1人

ふきのとう 100g
新じゃが 550g
塩麹 大さじ1 1/2
塩・こしょう 適宜
小麦粉 適宜
2個
パン粉 適宜
適宜

暮らす宿「他郷阿部家」の凡典座(ぼんてんぞ)
小野寺拓郎こと通称拓さん。
阿部家のお客様の胃袋をあずかっています。
満足いただく1品をつくるべく、日々取り組み中!

凡典座とは:「典座」とは禅宗で、食事などを事をつかさどる役僧のこと。
「凡」は平凡の「凡」で、まだまだ修行の身であることを意味します。
※広辞苑より

拓さんの阿部家レシピ担当:広報課 小柳

拓さん:山にさ、ふきのとうが出てきてるよ!この間、採ってきて佃煮作ったんだ。それがご飯とピッタリでめちゃくちゃうまかった!今回はふきのとうを使おうよ!

小柳:いいですねー!ここに暮らすならではのレシピができますね!

拓さん:山入ってさ、ふきのとう採ってきて、採りたてのやつで試作してみましょう!

試作のふきのとうのピザ。佃煮とアンチョビ風味を試作したのでハーフ&ハーフになりました!

拓さん:コロッケってどうだろう?

小柳:楽しそう!家族で食べられて良いと思います!じゃがいもと合わせて揚げれば、苦みもまろやかになりそうですね!

拓さん:隠し味は何がいいでしょうね?…塩麹、

小柳:味噌…

拓さん:それとアンチョビで作ってみましょうか!

この日、阿部家を訪れていた宮城県牡鹿半島にある「cafeはまぐり堂」の皆さんに、コロッケを試食していただきました!

はまぐり堂の皆さんとスタッフの間で評判の良かった、塩麹でまとめたふきのとうのコロッケをご紹介します!

*作り方*

1.じゃがいも(あれば新じゃが)を竹串がすっと通るようになるまで蒸す

2.ふきのとうは1〜2分湯がいて水にさらす。

Point! 山に入って採ったふきのとうは、泥をとり、洗って水気を切っておく
Point! 茹でる時に塩を少々!
Point! 茹で時間は5分程度からお好みで!

ふきのとう100gはこれくらいです。

担当 小柳も山に入ってふきのとうを採りました。

3.粗みじんにしたふきのとうと温かいうちにつぶしたじゃがいもを混ぜ、塩麹、塩少々を加える。

Point! 風味づけにバター10gほども加える

4.丸くまとめて(1個40gぐらい)、小麦粉、卵液、パン粉を順にまぶす

5.180℃の油で2分ほど、ほんのりきつね色になるまで揚げる

ミックスリーフの上に、美味しそうに積み上げて出来上がり!

他郷阿部家で「ふきのとうの塩麹コロッケ」をいただく!

DVD鑑賞もできる阿部家の「Bar」では生けた梅の花が見ごろです。裏庭の梅の花も咲きはじめました。Barは、夕食後にお酒やコーヒーをいただきながら歓談する部屋で、DVDや映画もよく上映します。

天井を高くとり、ねずみ漆喰の壁、控えめな照明は、不思議とBarに集う人々を寛がせてくれます。そのBarで、今回は昨年誕生したスキンケアブランド<MeDu>担当の久保田に試食してもらいました。

拓さん:今回は、採りたてのふきのとうをコロッケにしたんだよ!塩麹を少し入れて、ふきのとうのさわやかな苦みをまろやかな風味に仕上げたところがポイントです!どうぞ食べてみて!

久保田:(一口食べてみて)わぁ、本当に春らしい味!ふきのとうの苦みがちょうど良い感じです!うん、美味しい!

拓さん:その味噌をちょっとつけて食べても美味しいと思うよ。

久保田:自家製味噌ですね。うん、味噌の風味がアクセントになって美味しい!

拓さん:これなら家族みんなで楽しくふきのとうを食べられると思うんだ。

着用のニット:「根々」より木の実刺繍プルオーバー

何かにつけてオーバーアクションの久保田。多数のユニークショットがあります。「拓さんの阿部家レシピ」の試食でもそんなワンカットをいただきました!

裏庭側の扉を開けると見える梅の木。

阿部家では、地元で採れる食材でおもてなしをすることを心がけています。拓さんとその仲間たちは連れ立って、食材を目当てに山に入ったり、海に出かけたりとしています。ヒラタケや葉ワサビ、タラの芽などが採れるそうですが、まだまだ新たな食材の発見も期待できそうです!

阿部家の多様な魅力とあわせて、ここ大森町の素敵な環境もご紹介していきたいと思います!


暮らす宿 他郷阿部家 動画ショートバージョン公開中!


※音が出ます。ご注意ください。
島根県大田市大森町の石見銀山のふもと。ここで築230年の武家屋敷を再生させ暮らし­ながらお迎えする宿「他郷阿部家」を運営しています。その暮らしの一部を今回ご紹介し­ます。

拓さんの阿部家レシピ*さつまいものりんご煮 蕪のみぞれ和え*はこちら

inkan_koyanagi_recipe.jpg 担当 小柳

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