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「力のある布」を、日々に。|群言堂のマンガン絣

「力のある布」を、日々に。

「群言堂といえばマンガン絣」そう言われるほどおなじみの素材。
デザイナー松場登美が愛するその「味」が、次世代に受け継がれ進化中です。

群言堂の「マンガン絣」に新しい息吹を。

「ものに惚れることは人に惚れること」。松場登美にとってマンガン絣とはまさにそういう存在です。
マンガン絣とは大正時代に生まれた染め絣で、手間がかかる織り絣に代わる技法として一世を風靡した、呉服界の「復古創新」でした。織り絣とはまた違う表現力や味わいがその魅力。しかしこの布の命であるマンガン糸を染められるのは、新潟にただひとり西さんという染職人しかいません。群言堂がマンガン絣をこよなく愛し続けるのは、布を通して、この西さんの誠実でひたむきな人柄を受け取っているからなのです。

西さん
マンガン糸づくりは、気温や湿度によって加減が必要な特殊な技法。その技術を守り続ける唯一の職人さんです。

そして今、松場登美の「マンガン絣愛」が、次世代に受け継がれ進化中です。
30代と40代のデザイナーが手掛けるマンガン絣には、どこか新鮮な現代感覚が。渋くなりがちな絣を、さまざまな洋服と合わせやすいカジュアル日常着に仕立てました。年齢を重ねて「これから何を着て生きていこう」と思う時。「力のある布」からできた衣服が、きっと日々の味方になります。

松場登美の思いを受け継ぐデザイナー

過去に群言堂が手がけたマンガン絣を復刻したり、現代感覚でアレンジを加えたりしながら、幅広い世代に提案。
左から:マンガン絣あざみ柄(2021年)、小粒マンガン絣(2021年)

希少な職人技「マンガン絣」

マンガン絣とは、大正時代に新潟県見附市で編み出された染め絣の技法。織り絣と見分けがつかないほど精緻な仕上がりは、糸加工や織り、捺染を操る熟練の職人技によって支えられていますが、今ではこの技法を受け継ぐのは新潟県内でもただ一軒の工場のみとなっています。群言堂はこれからもこの「マンガン絣」を、職人さんとの二人三脚で守り伝えていきます。

群言堂のマンガン絣 〜あざみ柄と小粒柄〜

2021年新作

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