日々の中で着続ける服は、楽で、いつも自然に手が伸び、 変化する身体にも寄り添うものでありたい。 そして野の花のように、とりたてて派手やかでなく、 しかも個性豊かでありたい。中国の古書に「飲食衣服は大薬なり」と 書かれていますが、私たちの服も、 着る人の気持ちを前向きにできると良いなと思っています。
日本の産地と職人さんの技術を大切に、 「人の手のぬくもりが感じられる」服を、 生地からつくり始めています。
大森町の周りに生息する植物たちで染めた 「里山パレット」シリーズ。 野の草花の色をまとう楽しさは、格別です。