いくつになってもずっと好きなもの。これを着れば自分らしくいられると思うもの。そんな永遠の定番、あなたにもありますか？
自分の個性にしっくりなじむテイストや、肌ざわりの好み。自分の「好き」を貫くことは、「らしさ」を磨く一番の近道です。
たとえば、少女の頃から親しんできた平織のギンガムチェック。袖を通すだけでなんだか心弾んでしまうあの気持ちは、いつまでも古びることがありません。

でも年齢を重ねた今は、そこにひと工夫。
モノトーンの小格子と、こなれ感漂う強撚二重織の風合いは、大人にこそ似合います。
ベーシックな服ほど、着る人の個性がにじみ出るものですが、私たち母と娘の「らしさ」もそれぞれ。
思い思いの「好き」に身を包んで、春へ一歩、踏み出します。

ギンガム強撚二重織

表はチェック、裏は無地の二重織。強撚糸を使うことで、シャリっとした凹凸感やほどよい伸縮性が生まれ、着心地らくらく。