石見銀山 群言堂

2018正月「これからもよろしく根(ネ)」|群言堂本店ディスプレイ

畑で収穫を終えた茄子の枯れ木を抜いてみました。
根がしっかりと土を抱え込み、勢いよく出てきました。

初めて見た茄子の根を一本残らず持ち帰り、大事に落としました。
よく見ると、
すっと育ったようではなく、石やねんどのような塊にぶつかりながらぐねぐねと
伸びていった茄子の根っこは、アートのようでした。
植物の不思議さ、力強くひたむきな生き様に頭が下がる思いです。
そんな根っこのような心根を大事にしていきたいと思います。

新しい年の始まりに世界中が安寧でありますように・・・。

==========

■山内真澄美

1966年、大阪に生まれ育つ。

15歳 両親の実家、島根へ U ターン帰郷

18 歳 島根県立邇摩高等学校 商業科卒業後、一般企業に勤める

21 歳 百貨店のウィンドーディスプレイに興味を持ち、花の勉強を始める。その後、神戸、広島で花屋、デコレーターのアシスタントを経て

29 歳 フリーとして独立

日本の古き良きものの中にある新しさを見つけ出し、恵まれた自然環境、日々の生活、出会いや出来事の中から私自身のアンテナに反応したモノやできごとを表現する創作活動をしています。今のこの瞬間を味わえる事に感謝し、モノとモノ、モノと人、 モノと空間、そのカタチや意味を学び、探り、楽しみながら作品に向き合いたいと思っています。

アートでお出迎えの他の記事