石見銀山 群言堂

『鈴木良拓』の場合|三浦類の職場放浪記①

三浦類の職場放浪記|『鈴木良拓』の場合

今回ご紹介するのは三浦の同僚で
プライベートでも良き遊び相手である鈴木良拓(すずき・よしひろ)君だ。

鈴木君は福島県南会津の山間で生まれ、
幼い頃から自然に慣れ親しんで育った。

現在27歳の彼は秋田県の短大でプロダクトデザインを学んだ後、
東京の服飾系専門学校を経て2012年11月群言堂に入社した。

植物採集も仕事のうち

職場ではGungendo Laboratoryブランドの企画に携わり、
大森の里山で拾った植物で染色をしたり、
里山で見られる動植物をスケッチして生地にプリントしたり、

大森の資源を見つめ活用する試みの中心人物として活躍中である。

動植物やテキスタイルなど専門分野の博識さは誰もが一目置くほどで、
常に熱意に溢れ目をキラキラと輝かせて働いている。

大森で見つけたいろいろなものをスケッチしてデザインに落とし込む

鈴木君と三浦とは休日となれば必ず山に入ったり釣りに行ったりして遊ぶ仲で、
良き同僚、友人としてお互い大森暮らしを楽しんでいる。
ニホンミツバチの飼育も一緒に挑戦中だ。

他にも蚕を飼ったり粘菌や放線菌を採集したり、
自然への興味が尽きることはない。
また無類の掃除好きで、
他人の家の掃除さえも喜んで手伝う。

もともと三浦と同じ男子寮に住んでいた鈴木君は、
一昨年ヤギのもぐさを飼い始めたのを機に
広い庭(境内)のある井戸神社社務所に移住した。

もぐさを溺愛しており、小さい頃は一緒に寝て、
大きくなった今も毎日お昼休みにいちゃついている。
もぐさとの出勤風景は町内の噂だ。

昼休みももぐさを愛でる

さらにヤギだけでは飽き足らず
いつの間にかチャボも飼い始め、
なにやら次はロバを飼い、
背中に乗って出勤したいと企んでいるらしい…。


仕事にもプライベートにもこれまでの経験が見事に生きて絶好調の鈴木君。

実は昨年、
青森出身の彼女との
長年の遠距離恋愛が実って結婚したばかり。
町内のもう少し広い家に引っ越して、
奥さんを迎えて共同生活を送っている。

ますます勢いに乗る鈴木君の今後から目が離せない!

商品企画の打ち合わせをする鈴木君(右から二人目)

<おわり>

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書き手:広報課 三浦

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