シーナツイード
プルオーバー谷空木(たにうつぎ)
- カタログ掲載

11月上旬、「立冬」の節目を迎えると、朝晩の冷え込みが厳しくなり始めます。その昔、人々が冬支度を始める目安としたのがちょうどこの頃。久しぶりに味わうウールのぬくもりに、うっとり目を細めるのも、この時期ならではのお楽しみ。そんな季節におすすめなのが、「素朴さ」と「洗練」という相反するテイストを同居させた群言堂の自信作「シーナツイード(毛100%)」です。
ごく軽く薄手なのにふくふくとあたたかく、肩の凝らない着心地。その秘密は、贅沢な糸づくりにあります。極上のやわらかさにこだわって、太さや繊維長の異なる4種のメリノウールをブレンドし、旧式の紡績機で紡いだ糸「シーナ」は、まるで手紡ぎしたような表情が魅力。さらに織り上がった生地を湯洗いにかけることで、糸の持つ「ふくらむ力」を豊かに引き出し、ふわふわの毛羽感とともにあたたかな風合いに仕上げています。生成や茶など、羊そのままの色が入り混じった表情もナチュラルです。
糸づくりから織り、仕上げまで、ウール生地産地の方々の丁寧な仕事をリレーして生まれた「シーナツイード」。効率重視の大量生産とは真逆の「手間ひま」から生まれたぬくもりを、どうぞお楽しみください。



“旬”は、食で使われる言葉ですが、布や服にも、やはり“旬”があります。
それは、麻なら夏向き、毛なら冬向きといった素材だけで決まるのではなく、織り方やデザインなどでも変わります。そして、さまざまな作り方によって、布になり、服になったときに、“旬”が決まります。
“旬”は時候に合わせて変わるので、布に“旬”を感じることは、そのまま季節を感じることになります。そして日本には、四季や、15日ごとの二十四節気、5日ごとの七十二候があるほど、彩り豊かな季節があり、人々は昔からそれを感じて楽しみながら暮らしてきました。
ですので群言堂は“旬”の布たちを、もっと紹介していきます。皆さんの布選び、服選びに役立ち、また楽しんでいただけたらと思います。
2025年11月15日〜12月2日の期間中に群言堂直営店の店頭で当商品をお求め頂いたお客様に、ご連絡がございます。
年の瀬に向けて心も華やぐ時期。おしゃれの主役になるアイテムが入荷しております。
備後の伝統と技術が織りなすインディゴジャケット。刺し子の風合いを再現した豊かな立体感と、暖かさも兼ね備えた冬の主役になる一着です。
梅花酵母のスキンケアMeDu(めづ)と共にすこやかな美しさを育む、この冬だけの特別なギフトセットができました。からだの内と外からつやめく肌を叶える、とっておきの美容体験を、1年頑張ったあなたへ。そして、大切なあの人へ。
お多福さんの笑顔が愛らしい福袋飾り、2026年の干支「午(うま)」をモチーフにした手拭いカレンダーが入荷しました。
【期間限定】2本以上ご購入で、20%OFF&送料無料!使った翌朝に実感できる濃厚なうるおいを、この機会にぜひお試しください。12月23日まで。