石見銀山 群言堂

マンガン絣ふじばかま柄|登美

秋冬のマンガン絣は、可憐で小さな藤袴の花

群言堂が毎シーズンお届けしているマンガン絣
このマンガン絣を作れるたったひとつの工場が新潟県見附(みつけ)市にあります。

大正時代に新潟県で開発されたマンガン絣は、熟練者の職人技が必要な技法です。その独特な染色技法は天気の善し悪し、温度の加減により微妙に違ってくる技法。
今では全国にわずか一軒しか残っていません。群言堂はこうした希少な技法を大切に伝えてゆきたいと考え、毎年企画をしております。


2019年秋冬フォトブック P.08 - 09 掲載商品

無地のように見えて、深い紺の柄が配されています。

藤袴は万葉集にもうたわれた河原の近くに自生する植物だそうです。
現代の環境変化で絶滅を危惧されているとのこと。

同素材の「無地パンツ」