石見銀山 群言堂

We are hereプロジェクトについて

2008年からスタートしたWe are hereプロジェクト。オリジナルTシャツの販売を通して、町で唯一の保育園を支援してきました。あれから10年以上が経ち、わずか2人だった園児は27人まで増えました。今年度だけでも4人の新しい赤ちゃんが誕生し、ベビーラッシュに沸く大森町に浮かびあがってきた新たな問題がありました。「乳幼児を持つ親の孤立」と「放課後の子供たちの孤立」です。

親族から離れて暮らすIターンの家族は日々の子育ての相談をする相手が必要です。両親共働きの子供たちは放課後に一緒に過ごしてくれる大人が必要です。そんな課題を解決するべく、立ち上がった大森町のおかあさんたち。悩みを相談できるコミュニティ作りや、放課後の居場所作りを行う子育て支援サークル「森のどんぐりくらぶ」を立ち上げました。

「We are here」はそんなかあさんたちと一緒に、子供たちが安心して育つことのできるよう支援をすることに決めました。11年目からの「We are here」は「森のどんぐりくらぶ」を通して大森町の子供たちを応援していきます。


皆さまのご協力をいただき、2018年は489,300円の寄付金が集まりました。「森のどんぐりくらぶ」では集まった寄付金で、ワークショップを開催。みんなが自由に、思い思いに絵を描いて、色を塗って、大きな大きな手作りテントをつくりました。

大きなブルーシートに幕を広げて。

好きな絵の具をひとつずつ手に取ります。

決まりはありません。大きく。自由に。

出来上がったテントの前で記念写真。完成当日はちょうどハロウィン。みんな、それぞれのキャラクターになりきって「はい、ポーズ」。