石見銀山 群言堂

マンガン絣唐草柄|登美

日ごとに陽射しがあたたかくなり、ココロが弾む春の日。
ちょっとお散歩したくなる季節が近づいてきました。

とろんとサラサラが心地いいブラウスとワンピースは、希少な「マンガン絣」でお仕立てしました。
新潟県でたった一社でのみ作り続けておられるマンガン絣です。
新作は「唐草柄」。 シックだけど上品な華やかさが魅力の素材です。

マンガン絣唐草柄(2019年NEW)

オフ生成りのカス入りでナチュラルな印象。真っ白よりも優しい雰囲気です。
コンスミクロに近いニュアンスカラー。糸から染めた特有の味わいがあります。


新潟県見附市の一社のみが継承されている「マンガン絣」。
その特殊な技法はたったひとりの職人さんによって染められる「マンガン絣の糸」から生まれています。

大正時代に新潟県で開発されたマンガン絣は、熟練者の職人技が必要な技法です。効率化を求める時代の中で次々と消えつつあります。
その独特な染色技法は天気の善し悪し、温度の加減により、微妙に違ってくる技法。
今では全国にわずか一軒しか残っていません。群言堂はこうした希少な技法を大切に伝えてゆきたいと考え、20年以上毎年企画をしています。

お揃いの無地ボトムスもご用意。『柄×ムジ』のセットでコーディネイトしていただけます。

マンガン絣唐草柄と同素材の無地

スミクロに近い濃い「コン」と、カス入りでナチュラルな「オフ」