この冬、とっておきのアウターのご紹介です。
ガラ紡という大変時間をかけて紡ぐ糸で織り上げた、ふっくらと軽い素材を使用しています。非効率なものづくりですが、空気を含んだやわらかな糸は羽織ると軽くほっこりとあたたか。心まで優しく包み込まれる着心地なのです。
ガラ紡
「ガラ紡」は1876年に日本で開発された紡績機です。
ガラガラと音を立てることからそう呼ばれているとか。高速の紡績機では振り落とされ捨てられてしまう短い繊維も、ゆっくりと時間をかけて紡ぐ「ガラ紡」なら糸にすることができます。その糸は空気を含み、軽くふっくら。ほっこりとした風合いに仕上がるのです。
「ガラ紡」は現在、日本で2社のみで手がけられています。