栗の木、 ミモザなどから採取される植物タンニンを使用し、トスカーナ地方の伝統技法を忠実に守り、一年以上時間をかけ、ゆっくりと作られている革です。
マットな質感の革ですが使い込んでいくうちに、手の油や革が持つ油分が表に浮き上がって来て、深い色合いとつやつやの質感へ変化していきます。この愛着のわくエイジングのファンも多い素材です。 オイルを多く含んでいるので、指で軽く揉み込んであげると爪で引っ掻いた程度のキズは消えてしまいます。

1978年 岡山県生まれ。
美術大学で油画を学んだ後、文化服飾学院にてかばん作りを学ぶ。
在学中に「第5回YKKファスニングアワード」でグランプリを受賞。
卒業後は、企画デザイナー、職人、工場と一連のカバンの生産現場を経験。
2007年「Dove & Olive」を東京にてスタート。
2011年　益子での制作を経て工房を倉敷へ移転。