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石見銀山の草花ブログ*葉月*長月|令和元年

陽にキラキラと光る雨の雫をまとう草たち

まんまるの雨の雫をこんなに近寄ってみたのは初めてです。

初秋にエノコログサを見ると童心にかえります。こちらはムラサキエノコログサ。

雨の後の太陽の光に清々しそうです。

これまで経験したことがないような夏の天候に、適応するのにあたふたしているうちに、もう9月が始まりました。雨続きだった8月下旬のやっとの晴れの日に大森町を歩くことができました。午前中は、昨日の雨の雫がまだ残り、陽の光にキラキラと光る様子がとても綺麗です。重苦しく熱い気圧にずっと抑えられているような感じでしたが、この日は、なんだか呼吸が軽くなって伸びやかに感じました。

晩夏から初秋の里山の草花百花繚乱

薄い紫色の繊細な花が旬です。{アキノタムラソウ}

田んぼの一角に生き生きとしたヒデリコの葉が生え、その間から花を咲かせるオモダカ。

ツンツンと先がカギ状に曲がったそう果がユニークなダイコンソウ。

クローズアップするまでミズヒキと思っていたヌスビトハギ。

?ハコベの仲間かなぁと思ったら{ミズタマソウ}という可愛い名前でした。

秋の紫色の花の一つ。{キツネノマゴ}

緑の葉が多い場所に割とポツンと咲く{ゲンノショウコ}

青く青く薄い花びらにとても惹かれます。{ツユクサ}

近頃の朝晩はぐんと気温が下がるようになり、涼しいを通り越して寒いと感じるぐらいの変化です。春からいろいろな蝶が舞い始め、やがてトンボが田んぼの上を行き来し、そしてツバメと、動物たちは季節ごとに顔ぶれが変わりますが、植物たちも秋の顔ぶれとなったようです。初めてご紹介するものばかりですので、掲載枚数を増やしました!

目が合っているのかいないのか、たぶん餌のことしか考えていないと思うのですが。

あれ、見ているのかなぁ・・。

こっちも見ているのかな・・。

どうやら違うようです。笑

さて、田んぼの鴨たちは、いまや立派な鴨柄の羽となり、毎日元気にガアガアと泳いでいます。ご飯どきに畦道を通ると、鴨たちがついてきて可愛く思うのですが、先日ふと「餌ないよ」と思った途端、ピタッと止まったのには偶然とはいえ、タイミングが良すぎて思わず苦笑いしました。また、つい先日、今日のお昼に収穫しよう!と楽しみにしていた畑のスイカを、その途端、おそらく猿と思われる動物に先を越されてしまい、かなりがっかりしましたが、人も動物も同じこと考えてるんだなぁと妙な共感を感じたのでした。

分類外のあれこれ。

葉の重なりが美しく思わず撮影しました。

こんな岩盤に咲いていると孤高の存在のように見えますが、この下にも咲いています。

銀山川べりには、ジュズダマを見かけます。子供の頃、つないで遊んだ懐かしい植物です。

一度覚えたら忘れないユニークな洋種山牛蒡(ヨウシュヤマゴボウ)。

オオアレチノギクの花は、ふっくらとした蕾が開きかけたままが咲いている状態です。

大森町は今こんな景色です。

8月の最後の日曜日は「天領さん」のお祭りでした。町並みには、「天領」の文字が入った提灯がかけられ、町の人と観光客とで、いつもより銀山街道の人通りが多くなります。大森町並み交流センターで行われた石見神楽の演目「恵比寿」では、子供たちが最前列で立ち上がって、半ほどで魚籠から放られるお菓子に大興奮でした。そんな様子を見る大人もまた嬉しそうな笑顔となり、まさに「子供は宝」なんだと思います。石見神楽はどの演目を見ても、迫力や滑稽さがあって興味深いです。10月末には東京で「オペラ石見銀山」完全版があるとのことで、たくさんの方にその魅力を感じてもらえたらと思います。

お届けしているエリアは主に「大森町並みセンター」付近です。

inkan_koyanagi_recipe.jpg 担当:小柳

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