MENU

第1話|ムーンスター工場見学に行ってきました!

Made in Kurumeのスニーカー MOONSTAR

Made in Kurume でおなじみのスニーカーメーカー、ムーンスター。
先日Gungendo Laboratoryの取り組みのひとつ「里山パレット」とコラボしていただき、里山の植物のやわらかい色できれいなスニーカーができあがりました。

今回ますます力強いモノづくりを発信されているムーンスターさんの本社のある久留米へ松場と渡部が伺い、モノづくりの現場へ、また実際にムーンスターの方にお話しを伺ってきました!

第1話では140年以上のモノづくりをされている工場をご紹介します。


【INDEX】
第1話|ムーンスター工場見学に行ってきました!
第2話|ムーンスターさんとのコラボスニーカーができあがりました。

ゴム産業発祥の町、久留米。

JR久留米駅

駅前には世界一大きいタイヤのモニュメントも

石見銀山から広島から車で2時間半、広島から新幹線で1時間半、かけてムーンスターの本拠地、久留米まで工場見学に行ってきました。駅を降り立つとどことなくゴムの匂いがする町。

ムーンスターの他にも、アサヒ、ブリジストンといったゴムメーカーが一堂にあつまっています。駅前には、世界で一番大きいタイヤのモニュメントも。そんなモニュメントを横目に早速ムーンスターの工場へむかいました。

のこぎり屋根が特徴の工場。

湿度や温度の影響を受けやすいゴムの製造を少しでも安定的に生産できるよう、採光面は北側を向いていて温度や光の影響を受けにくいように工夫されています。

地下足袋のメーカーから始まったこともあって、靴底に使われるゴム底は様々な配合を研究し、開発されています。

まずはこだわりのゴムづくりから

靴底のゴムの原材料

熱でゴムをよく練ります。

もともとは地下足袋を作ることから始まったメーカーだったムーンスター。「月星靴」という名前でご存知の方も多いのではないでしょうか。学校の上履きや指定靴などを多く作られている事でも有名なメーカーです。

そんな地下足袋からスタートしたメーカーだからこそ、ゴムの配合やノウハウはもっとも力を入れています。ソールの耐久性や履き心地などは特に試行錯誤を重ねて開発されているのだそう。

20万人の足データをもとに、木型づくりを行う。

今までの140年の会社の歴史の中で、日本人の足のデータもずっと取り続けられているようです。その中で平均化したデータをもとに木型を作ることで、なるべく多くの方に合う木型を設計されているとのこと。

靴底のクッション性から木型の設計など、そんなさまざまなこだわりからムーンスターの履き心地に繋がっているんです。

部材の一つ一つを社内でつくる。

ここは工場の保守点検室。さまざまな工場内の整備の為の部署です。

靴作り以外の道具も多く、機械のメンテナンスの為の道具も多い。

ムーンスターのモノづくりの背景には、細かいパーツの生産も自社内で行っているのが特徴です。靴の強度を高める芯地貼りや靴底の裁断など、他メーカーでは外注に出してしまうようなところも、すべて自社内で行う事で、高い品質基準を保ったままモノづくりをしています。

とても印象的だったのが、日常的に機械の細かい不備もきちんと点検し、整備する仕組みが整っている事でした。そうすることで常に一定の品質を保つための努力を重ねてられています。

実は職人の手作業がとても多いんです。

中敷きのロゴも一点一点手で刷っています。

パーツの裁断も一枚一枚。

つり込みという作業。木型に靴を縫い上げたものを添わせていきます。

一足、一足熟練の職人さんがひとつずつ縫い上げています。

工場と聞くと、大きい機械でロボットが自動的に作っているイメージもあると思いますが、ムーンスターでは職人さんの手作業がほとんど。木型を削る所や、靴を作るつりこみや底貼りなど色んな部署で職人さんの手作業によって靴が完成していきます。

一日で多くの靴をつくりながらも、生地の固さや状態を加味しながら、またその日の気温や湿度で微妙に異なってくるゴムの変化を確認しながら、人の手で加減を変えながらモノづくりをしています。

国内で数社しかないヴァルカナイズ製法

ヴァルカナイズ製法の為の窯。この中で靴を焼き上げ、靴底の接着を強固なものに仕上げる。

ヴァルカナイズ製法では、事前に職人が一つ一つ手で底を貼っていきます。

焼きあがった靴の様子。焼く作業を経ることで、靴底のゴムが接着され、丈夫でしなやかになります。

国内でもごく僅かな工場でしか生産することの出来ないヴァルカナイズ製法。

この製法から生み出される靴にはソールがしなやかで柔らかい、丈夫で壊れにくい、そして美しいシルエットが保てるといったならではの良さがあります。そして何より熟練の職人さんの手仕事でしか生み出せない精巧で品のある美しい作りの良さが魅力です。

工場を見学して

工場に昔から掲げられている看板。

工場の外壁。

約半日かけて工場を見学させて頂きました。

工場を見学していく中で感じたのは、よりよいモノづくりをするための環境づくりや道具の開発をされている姿でした。

一見すると工場は、どれだけ多く早く作れるかが大切なように考えられがちですが、品質の良いものを作るためにはどうすべきか、そのためにはどんな工夫が必要かといったことを追求している姿が印象的でした。

そして140年の時間をかけて積み上げてきたモノづくりの土台。これだけ時間をかけ、そしてさまざまな時代を乗り越えてきたからこそ感じるモノづくりの懐の深さを感じました。

そんな様々なこだわりから生まれたムーンスターのスニーカー。是非皆さんも実物を触って確かめてみてくださいね。



inkan_tadashi-thumb-458x458-2542.jpgのサムネイル画像書き手:Gungendo Laboratory 松場



最後にMOONSTARさんの紹介動画も是非ご覧くださいね。
※音が出ます。ご注意ください。

第2話|ムーンスターさんとのコラボスニーカーができあがりました。

MOONSTAR×Gungendo Laboratoryのコラボスニーカーの紹介は下記の画像をクリックしてくださいね。

MOONSTAR×Gungendo Laboratoryのコラボスニーカーができるまでの他の記事