登美のテーマ「ボロの美」。
使えなくなったら捨てるのではなく、当て布や繕いをして最後の最後まで使い切る中で生まれるボロの美しさは、登美の「美のものさし」となっています。
ちくちく刺し子をしたようなところや、ハギレを継ぎ接ぎしたところをジャガード編で表現しました。
どの線もまっすぐではなく、柄から生まれる素朴さと奥行きを感じさせます。

生地自体はしっかりとしたやや厚めなので、一枚でも透けません。
寒さの残る春に「風通さない春物」として重宝いたします。
型くずれしにくく安定しているので、扱いやすいのが嬉しいポイントです。
明るいカラシ、爽やかなコンの2配色です。