登美に欠かせない「冬のウールトップ」と「夏のスラブローン」。
どちらも手掛けてくださっているのは遠州の職人さんです。手間暇かけ天然素材の良さを引き出し、シャトル織機という低速の古い織機で繊細に織り上げます。1日に織り上げられるのは一般的な高速織機にくらべ1/10と少なく、とても非効率な織機です。でもその分、空気を一緒に含むような優しい風合いになり、美しく繊細に織り上がるのです。
新作は糸の段階でひと手間加えたこだわりの「ウールトップ」。生地の表面に微妙な凹凸ができ、ふっくらと味わい深い生地に織り上がりました。無地な中にも、多彩な色合いと豊かな表情をお楽しみいただけます