石見銀山 群言堂

第9週目_ワークショップ編「茅葺き職人の弟子になれる日」|鄙舎茅の葺き替えプロジェクト

普段あまりしない自己紹介を振られて、照れ笑い。

真剣な面持ちで茅葺き作業を行っています。

もう1チームは待っている間に縄結びに挑戦です。

皆しっかりと足場に立っています。

今日は賑やかな鄙舎の風景です。

2チームに分かれて体験します。

2017年5月17日(水)ワークショップ「茅葺き職人の弟子になれる日」第1回目開催!

本日はいよいよ一般の方に茅葺きを体験していただくワークショップの日です。遠くは広島から足を運んでくださった方も含め総勢18名の参加者です。職人さんの自己紹介と本日の作業についての説明に皆熱心に耳を傾けます。

1チーム目が、ワクワクしながら上っていきます。

想像より長く重かった茅に驚いています。

さあ、葺き替えに挑戦!とスロープを登る時の表情は高揚しています。足場に登って実際に茅束を持ってみると、その長さと重さにやや持て余し気味ですが、職人さんのやり方を見ながらやっていきます。男性は、茅置き場から茅束を2束かついでスロープを上がってきます。

腕を精一杯伸ばして茅を渡します。

サッサッと職人さんと同じようにならしていきます。

足場よりさらに高い位置の屋根に括り付けられたスギの足場に上る時は「えぇ〜!高いよ〜」と声が上がりましたが、皆クリアして、「平」に茅を置いて職人さんの説明を聞きながら、茅をならしていきます。

意外に難しかった縄結びに一所懸命に取り組んでいます。

待機中のもうひとチームは、茅置き場で「男結び」を習っています。こちらは説明する方も難しければ、縄を締める方もなかなか難しくて苦戦していました。何度も根気よく職人さんがやって見せて説明してくれます。ほどなく、皆それぞれに男結びが完成していき、笑顔がこぼれます。

2チーム目が待ってました、と登っていきます。

ガンギで屋根の傾斜を作る作業にも取り組みました!

本日の予定はその作業までだったのですが、縄で締めてみよう!と、葺いた茅を縄で固定するところまで行いました。

「お尻しか撮れない〜」とのお二人を正面から笑顔で!

新しいことに挑戦している素敵な笑顔をいただきました。

途中、雨模様になりましたが、無事に2チームとも作業が終わり、茅葺き屋根の上で記念写真をパチリ!皆満足して元気な笑顔でした。

1チーム目記念写真。皆満足していい笑顔です!

2チーム目記念写真。こちらも元気な笑顔です!

5月20日(土)に2回目のワークショップが行われました!

本物の職人さんのように皆さん凛々しく屋根の上です。

男結びに挑戦中!

登美さんも茅葺きに挑戦しています!取材カメラがバッチリ狙っています。

始まりの挨拶をする登美さん。小粋な作業着姿ですね。

2回目のワークショップは晴天に恵まれました。土曜日ということもあって遠くは香川県や広島県からお越しくださり、中にはセミプロのような方もいらっしゃいました。そして、本日は参加者の中に社員がたくさんいます。なんと、所長の登美さんも参加です!

今回も、2チームに分かれてそれぞれ体験し、茅葺きチームは葺くだけでなく押さえ竹を固定するところまで挑戦します。皆、やはりワクワク目を輝かせて屋根の上に登っていきます。

みんなかっこいいですね!

長〜い足場の杉をエイっと外します。

職人さんの説明を聞く顔は真剣そのもの。ワイワイ言っていたのが、いつの間にか無言で茅に向かっています。スジがいいのか職人さんも説明に熱がこもっているようです。ソバ畑の縄結びチームも熱心です。お手本を見ながらフムフムとやって見ますが、できたりできなかったり。お手本がないと、あれ?となってしまいます。

茅の量や向きを、手で感じながら葺いていきます。

結び目ができても、キュッと結ぶことがなかなかできません。

あっという間に体験の時間は終わり、それぞれ達成感に溢れて元気な笑顔の記念写真が、また2チーム分撮れました!

ひと仕事終わった〜!この後、「男結び」挑戦です。

こちらもやったぞ〜!と清々しいですね。

茅の家・鄙舎を葺きかえるの他の記事