石見銀山 群言堂

読みもの:バックナンバー

群言堂のクリスマス 2023 大人エンジェルのゆかいなクリスマス|群言堂本店ディスプレイ

世界中に優しいエンジェルが舞い降りてくれますように祈りをこめて…Merry Christmas☆

布を愛でる暮らし、はじめよう

染めや織りに、つくり手の息づかいが宿る布。工夫次第でいかようにも使えて、一緒に歳を重ねるごとに愛おしさが増してゆく布。たとえ数は少なくても、本当にいいものを選び取り、布の命が尽きるまでとことん愛し抜く。そんな暮らし、はじめませんか。それは、さまざまな衣と住のおしゃれを経験してきた大人の新しい楽しみです。

「暮らし・良い布」で、暮らしよく

ひたむきなまでに手の込んだ柄や、ため息が漏れるような肌ざわり。眺めたり触れているだけで心満たされる、ちょっと贅沢な布を一枚、手に入れてみる。丁寧な仕事から生まれる布には、私たちの創意工夫や、美を愛でる心を呼び覚ましてくれる力があります。そんな布の楽しみに立ち返って群言堂からお届けする「暮らし・良い布」。あなたの暮らしを豊かにする一枚を、見つけてください。

第十話:生きる糧を土からいただく|南阿蘇の水に呼ばれて 植原正太郎

移住してからどんどん本格的になっているのが「畑」だ。このコラムでも何度か紹介してきたが、現在は2つの畑をタダでお借りしながら、素人なりに野菜づくりの試行錯誤を続けている。

石見銀山大森町に、古民家を再生した新たなお宿「伊藤家」が誕生しました。【群言堂の本棚 第4回】

大森町植物マップ | 里山パレット

里山の植物たちを、人々がどういう風に暮らしに取り入れ、楽しんできたのかも含めてご紹介しています。

空木(ウツギ)| 里山パレット図鑑

山の斜面や原野に生えるウツギ。5月頃にしなやかに伸びた枝の先に白い花を咲かせます。山で採ってきたウツギは、すぐに萎びてしまいますが、名前の由来にもなっているように茎が中空になっているからかもしれません。枝葉を染料にしています。

淡竹(ハチク)| 里山パレット図鑑

石見銀山大森町周辺の竹林で採れるハチク。あくが少なく食べやすく地元ではとても人気なたけのこです。地表から五十センチほど伸びたものを鎌で刈るように採ります。里山パレットでは、剥いた皮を染料に使っています。

羊歯(シダ) | 里山パレット図鑑

薄暗い林の中に自生するシダ植物を染料にしています。ゼンマイやウラジロの大きくなった株を根っこごと掘り返して、まるごと染料として使っています。

たらの木(楤木)| 里山パレット図鑑

たらの芽の天ぷらなど、山菜として親しまれたタラノキ。 秋頃に、近くの土手で見つけた背が高く伸びたタラノキの枝には、熟した実が房状になっていました。 実の部分のみを採集し、染料にしています。

里山パレット図鑑 | 里山パレット

これまで群言堂が採取してきた100種ほどの植物と、抽出した色のそれぞれをご紹介しています。

里山パレット

自然豊かな暮らしの中では、里山の植物はとても身近な存在です。群言堂が暮らす石見銀山大森町だけでも植物はとても豊富で、昔から私たちの暮らしに彩りを添えてくれていました。籠いっぱいに摘んだよもぎは草餅に、山で拾った鬼胡桃はチーズと混ぜてパンに添え、可憐なくろもじの枝や花はお茶に。そして、植物たちから色を集めて衣服を染め、暮らしを味わい深いものにしていく。それが群言堂の「里山パレット」です。

06 河内の両面ニット【大阪府】 | 暮らしの布図鑑

かつて江戸時代に「河内木綿」の産地として栄えた大阪・河内地方。その歴史を汲むまち松原市で、2009年に地域資源と認定されたニット技術があります。それが、日本に10台もない「両面選針機」という特殊編機を使ってつくられる両面ニットです。群言堂が追い求める、有機的で、時に型破りな表現。それらがかたちになる現場に、お邪魔してみました。

さつまいも | 風土、いただきます vol.1

旬の味覚を味わうとき、見えてくる風景がある——。この里山の風土に息づく味な物語を訪ねるシリーズ第1回目は、さつまいも。江戸時代に「芋代官さま」と呼ばれた人物によって、この地にさつまいも栽培が導入されてから約280年が経った今、「バナナより甘い」と言われるさつまいもが新たな地域名産品として脚光を浴びています。

遊びせんとや生まれけむ。紡ぎ、織り、繕う、私の暮らし。 | 登美さんからの手紙

朝の目覚めが楽しみになる 梅花酵母のスペシャルケア。 | MeDuとわたしの暮らし方

朝の目覚めが楽しみになる梅花酵母のスペシャルケア。 夜の濃密うるおいパックも、毎日のポイントケアも、MeDu〈スペシャルケアクリーム〉におまかせ。

松(マツ)| 里山パレット図鑑

山麓や岩場に多い樹木ですが、石見銀山周辺の山にも多く自生しています。針状のトゲトゲとした葉が特徴で、主にこの枝葉や松ぼっくりを染料として利用しています。焦げ茶色の色素の中に赤みを持っているのが松の特徴です。

からむし(苧)| 里山パレット図鑑

日本各地に自生し、山野の日当たりの良いところを好むカラムシ。古くから繊維を採るために栽培され、苧麻(ちょま)や紵(お)とも呼ばれてきました。春から夏にかけて青く茂った茎や葉、秋に掘り起こした根を染料にしています。

第九話 目黒区生まれの虫嫌い娘がどうなったか|南阿蘇の水に呼ばれて 植原正太郎

東京から熊本県南阿蘇へと移住し2年が経った植原さん一家。移住当初は大の虫嫌いだった娘さんの変化から、都会と田舎の暮らしの「生き物」との距離の違いを考えます。

群言堂の本棚 第3回